グリーズマン「言葉よりも行動で」 アトレティコ復帰会見で決意表明

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フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンがアトレティコ・マドリー復帰会見に臨み、心境を語った。

今夏マーケットの最終日にバルセロナからの1年延長オプションが付随した1年レンタルで3年ぶりのアトレティコ・マドリー復帰が決まったグリーズマン。代表活動を経て、8日にマドリード入りしたフランス人アタッカーは会見で喜びの感情を露わにした。

「すごく嬉しい。すごく幸せだ。満面の笑みでね。この瞬間を待つ10日間は寝つけなかったが、家族とこの喜びを分かち合った」

「クラブは自分を復帰させるために尽力してくれた。だから、僕も毎試合、全力を尽くす。アトレティコに望まれたわけだから、(決断は)簡単だった。ここはピッチ内外で幸せでいれる最高の場所だった」

「マーケットの最終盤だったから、ちょっとクレイジーな1日だったが、すべてがうまくいった。またコルチョネロの一員になりたかったんだ。ここ数年で、最も素晴らしい出来事だったと思う」

アトレティコファンからしたら、ラ・リーガ覇権争いのライバルであるバルセロナ移籍の裏切り行為も記憶に新しいグリーズマンだが、また認めてもらえるよう全力を誓った。

「これまで通り、これからもピッチの内外で自分のスタイルを貫く。スタンドやテレビを通して観てくれる彼らのためにもすべてを捧げる。自分という選手、そして新たな背番号「8」を誇りに感じてもらえるようにね」

「また一緒に魔法がかった午後と夜を過ごして、一緒に楽しめたら。それが一番の目標だ。僕とファンはすごく良い関係にあったと思う。それをもう一度、見つけられたら良いね。僕次第さ。言葉よりも行動で全力を尽くす。それこそ大事だ」

また、ディエゴ・シメオネ監督について「彼は僕のプロキャリアに大きな影響を与えた。ここで公私ともに最高の瞬間を過ごしたが、それは彼のおかげなんだ。常に僕や家族を支えてくれるから、彼のためにプレーできるのはすごく光栄」だと信頼を口にした。

そして、目標にも触れ、「まずはホームでゴールを決めて、サポーターのあの叫びをまた体感したい。満員のスタジアムで聞けたら、最高だね」と語っている。

アトレティコでの第2章がいよいよ始まるグリーズマン。髪型も長髪から短髪にしてさっぱりさせ、心機一転となるが、かつてのようにエースとして、ファンの心を掴めるか。

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