グリーズマン、アトレティコ復帰に大歓喜「満面の笑みを浮かべてしまう。10日間も眠れずに待ち侘びていた」

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今夏の移籍市場でバルセロナからアトレティコ・マドリーに加わったFWアントワーヌ・グリーズマンが、その心境を語った。

レンタル移籍によって古巣に復帰を果たしたグリーズマン。8日に復帰セレモニーに臨んだ同選手は、FWクリスティアーノ・、FWリオネル・メッシとともに世界最高の3選手の一人に数えられるなど、キャリア最高の日々を過ごしたクラブへの帰還に、大きな喜びを表している。

「とてもうれしい。本当に幸せだ。満面の笑みというものを浮かべてしまうよ。僕は10日間、眠らずにこの瞬間を待ち侘びていた。家族と一緒に喜びを噛み締めているよ」

「クラブは自分を復帰させるために力を尽くしてくれた。だから毎試合、僕も全力を尽くすよ。アトレティコに望まれたわけだから、自分にとって移籍は簡単なものだった。僕はイエス・オア・イエスで戻ってきたかったんだ。ピッチ内外で幸せでいるためには、ここが最高の場所だった」

「(復帰が決まった移籍市場最終日の流れは)常軌を逸していたけど、でも全部うまくいった。僕はまたコルチョネロ(アトレティコやそのサポーターの愛称)になりたくてしょうがなかったんだ。ここ数年で、最も素晴らしい出来事だったと思うよ」

グリーズマンのアトレティコ復帰に懸念材料があるとすれば、サポーターの反応である。彼らにとってフランス代表FWのバルセロナ移籍は、半ば裏切りようなものだった。

「これまでみたいに僕はすべてを出し尽くす。それがピッチ内外での自分のスタイルだ。スタンドやテレビから見ている彼らのために全力を尽くすし、自分という選手を、8番をつける選手を誇りに感じてもらえればうれしい。もう一度、魔法の午後、魔法の夜を何度となく一緒に過ごせれば素晴らしいと思う。それが僕の第一の目標なんだ」

「僕とファンは素晴らしい関係にあったと思うし、もう一度その絆を見つけられればうれしい。それが自分次第であることは分かっているし、そうできるように試みるつもりだ。言葉より行動が大事だし、自分がすべてを出し尽くすためにここにいることを示していきたい」

グリーズマンはまた、恩師とも言えるディエゴ・シメオネ監督、主将として彼のことを迎え入れたMFコケについても触れている。

「シメオネは僕の人生に大きな影響を与えた。ここではプロフェッショナル、プライベートの両面で最高の日々を過ごせたが、それは彼のおかげなんだよ。彼はいつだって、僕と僕の家族にとって大きな助けとなってくれた。彼のためにプレーできることは、本当に誇り高いことだ」

「コケとは仲が良くて、いつもワッツアップでやり取りをしている。彼は僕の復帰を喜んでくれている。自分たちの目標を達成するため、新たな戦士が加わったと感じてくれているんだ」

「目標について? まずはホームでゴールを決めて、サポーターのあの叫びをもう一度体感したい。満杯のスタジアムで聞けるなら、もう最高さ」

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