グリーズマンのアトレティコ電撃復帰が決定!バルセロナから1年+1年延長OP付きレンタル

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アトレティコ・マドリーは9月1日、バルセロナFWアントワーヌ・グリーズマン(30)の獲得を発表した。

この夏の移籍市場のはじめに盛んに報じられていたグリーズマンのアトレティコ復帰が、市場最終日に実現することになった。アトレティコは1年のレンタル移籍でグリーズマンを獲得。アトレティコかバルセロナが望んだ場合、さらに1年間の延長プションが付帯している。また報道では、2年後に行使価格4000万ユーロの買い取り義務が付帯するようだ。

グリーズマンのアトレティコ復帰は、様々な要因によって実現の運びとなった。まずバルセロナは極度の財政難に苦しんでグリーズマンを手放すことを望み、その一方でアトレティコはディエゴ・シメオネ監督がこれまで唯一「アンタッチャブル」と形容した選手であるグリーズマンを再び擁することを求め、そして先にバルセロナのサポーターからブーイングを浴びせられるなどしたグリーズマン本人も古巣復帰に前向きだった。

アトレティコはCVCの資金調達で人件費の支払いについては少し余裕があったが、MFサウール・ニゲスのチェルシー移籍で余裕の幅がさらに大きくなった。また選手買い取りは2023-24シーズンを予定しているため、現状では人件費と移籍金の減価償却を主とするラ・リーガのサラリーキャップに4000万ユーロは組み込まれることがない。

グリーズマンは2014年から2019年まで所属したアトレティコで、257試合に出場して133得点を記録するなどチームの絶対的エースとして君臨。2019年夏にバルセロナ移籍を果たしてからは、常時出場はしていたもののアトレティコ時代のような輝きを見せられず、批判にさらされる日々を送っていた。

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