今年1月にリヨンから加入したムサ・デンベレのローン期間が終わり、またニコラス・イバニェスがパチューカに移籍したことを受け、今夏に新ストライカーの獲得を目指すアトレティコ・マドリー。アンヘル・コレアが開幕から好調を維持し、ルイス・スアレスが徐々にコンディションを整えるが、ラ・リーガ連覇を目指す上で前線の選手層は不安視されていた。
そんな中、アトレティコ・マドリーは当初、フィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホヴィッチに興味を示していたが、セリエAのクラブは話し合いの場を設けることを拒否。そして、ラ・リーガ王者はターゲットをヘルタ・ベルリンのクーニャに変更し、デッドラインデーまでの移籍合意に自信を持つようだ。
ヘルタ・ベルリンは22歳のブラジル人FWの移籍金として2500万ユーロ(約32億円)を要求するが、アトレティコ・マドリーは値下げに向けて取り組んでいる模様。さらに、交渉が進む中、買い取りオプションが付帯する期限付き移籍のオファーが提示される可能性もある。
今夏の東京オリンピックで金メダルを獲得したU-24ブラジル代表にも選出されたクーニャ。決勝戦のスペイン戦では先制点をマークするなど、5試合で3ゴールを記録して連覇に貢献した。しかし、クラブではポテンシャルの片鱗こそ見せるものの、ここまで40試合で13ゴールを記録するにとどまっている。
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