シメオネ「グリーズマンが来ないならば違うFWがやって来る。クラブが決断を下す」

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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、同クラブへの復帰が噂されるバルセロナFWアントワーヌ・グリーズマンについて語った。

スペイン『マルカ』、また『アス』のインタビューに応じたシメオネ監督は、グリーズマンについての質問にも応じた。アルゼンチン人指揮官はまず、フランス代表FWが他クラブに所属する選手ということもあって敬意を払ったコメントをしている。

「アントワーヌとはとても素晴らしい関係にある。私の家族は彼の娘と友達であり、たまに会っているよ。彼がうまくやっていくことを願っているし、バルセロナでブレイクを果たしてほしい。バルセロナは並外れたクラブで、彼も完璧な選手だ。EUROでもそのことを示したし、起用されるポジションで様々な貢献ができる。しかし、今は私たちと一緒にいるわけではない。私にすべてを与えてくれた彼が、うまくいくことを願っている」

しかし自身とアトレティコがグリーズマンの復帰を目指していることを問われると、否定はしなかった。

「ここにいない選手たちのことは話さない。意味がないことだ。事実ではないことにエネルギーを消費するわけだからね。クラブが色々な処理を行なっている中で、紙に名前を書いて興奮する人間はいるさ……。それは、とても素晴らしいことだが、しかし『こいつは来ない。こいつは来ない』みたいなことになるわけだ」

「グリーズマンが来ないなら、違うFWがやって来ることになる。クラブが財政事情を考慮して決断をする。私たちはいくつもの名前について話し合っている。チーム内競争を補完するためのFW獲得を目指して働いているよ」

シメオネ監督はその一方で、グリーズマンとのトレードが噂されるMFサウール・ニゲスについても言及。サウールは退団を希望していると報じられているが、そのことについてはどう受け止めているのだろうか。

「サウールが探し求めていることは、君たちの方がよく知っているだろう。私たちは彼のことを8年前から知っている。長い時間を共有してきたんだ。これだけ長い時間が過ぎて、昨季苦労を強いられたとすれば、選手は新たな空気を求めるものだ」

「残るならば何もプレゼントを受け取ることなく、中盤の多くの選手たちと競争に励んでほしい。去るならば、大きな抱擁を交わして幸運を祈るよ。私たちに人生を捧げた彼はこれまで通り友人であり続ける。バルセロナであろうが、どのクラブであろうがね」

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