グリーズマンにアトレティコ復帰の報道も…ファンは猛反発「我々のシャツを着るに値しない」

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アトレティコ・マドリー復帰の噂があるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(30)だが、ファンは帰還を望んでいないようだ。スペイン『アス』が伝えている。

グリーズマンは2014年夏、レアル・ソシエダからアトレティコに移籍。スペイン代表FWジエゴ・コスタが去ったチームでエースの座を獲得すると、公式戦通算257試合133ゴール50アシストの成績を残した。

こうした活躍もあり、バルセロナがグリーズマン獲得に接近。2017年夏こそ当時アトレティコが補強禁止処分を受けていた影響もあり残留したが、その2年後の夏にバルセロナが1億2000万ユーロ(現レートで約157億円)の契約解除金を支払う形で獲得した。

しかし、契約解除金の金額を巡ってアトレティコとバルセロナが対立するなど円満な退団とはならず、グリーズマンはアトレティコファンの恨みを買うことに。バルセロナの選手としてワンダ・メトロポリターノでの試合に出場した際は「死ね」というチャントが降りかかることもあった。

完全に破綻したように見えるグリーズマンとアトレティコの関係だが、スペイン『ムンド・デポルティーボ』によると、驚きの復帰となる可能性があるという。財政難により高給を受け取る選手の放出を進めたいバルセロナは、グリーズマンの移籍を許可。アトレティコで序列が低下しているスペイン代表MFサウール・ニゲス(26)とトレードの形になる可能性も報じられている。

しかし、この報道に対してアトレティコファンは猛反発。ツイッターでは「#GriezmannNoTeQueremos(グリーズマンは必要ない)」というハッシュタグがトレンド入りするなど、強烈な反応を示している。

このハッシュタグを最初に発信したアトレティコのファンアカウントに対しては「アトレティコに敬意を」「お前(グリーズマン)は我々のシャツを着るに値しない」などのコメントが多く寄せられており、仮に古巣復帰となったとしてもグリーズマンにはいばらの道が待ち受けているかもしれない。

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