サウールにワイナルドゥム退団のリバプールが獲得に関心?

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リバプールがアトレティコ・マドリーのスペイン代表MFサウール・ニゲス(26)獲得に関心を示しているようだ。スペイン『アス』が伝えている。アトレティコのカンテラ出身であるサウールはラージョ・バジェカーノでの1年間の武者修行を終えた2014年以降、ディエゴ・シメオネ監督率いるチームの絶対的な主力に君臨してきた。

しかし、昨シーズンはMFコケやMFトマ・レマル、MFマルコス・ジョレンテらとのポジション争いで後れを取ることに。公式戦41試合に出場こそしたものの、低調なパフォーマンスが目立ち、評価を落としてしまった。

こうした不振もあってか、ユーロ2020のスペイン代表メンバーからも落選。また、アトレティコがアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル(27)の獲得に近づいていることもあり、新シーズンはさらなる出番減少の恐れがある。

そうした現状を受けて、サウール本人も今夏に新たな環境を求める可能性があるようだ。サウールに対してはこれまでバイエルンやチェルシーが獲得に関心を示していると報じられていたが、ここにきて興味を強めているのがリバプールだ。

リバプールは中盤の絶対的な主軸だったオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(30)が契約満了により退団。MFジョーダン・ヘンダーソン(31)やMFジェームズ・ミルナー(35)、MFチアゴ・アルカンタラ(30)は30歳を超え、MFナビ・ケイタ(26)やMFアレックス・オックスレイド=チェンバレン(27)は負傷続きで戦力になり切れていない状況もあり、新たな中盤の選手を探している。

サウールとアトレティコは2026年までの契約を残しており、その違約金は1億5000万ユーロ(約195億円)とされているが、アトレティコは4000万ユーロ(52億円)程度で交渉に応じる可能性もあるようだ。

サウールにはリバプール以外のプレミアクラブからも関心が寄せられており、今夏の去就が注目されている。

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