アトレティコ・マドリーは厳しい財政状況に直面し、ローン契約の打ち切りが1年以内に現実のものとなる可能性。一方で、アントワーヌ・グリーズマンは来季もクラブに残留する方向

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新シーズンもアントワーヌ・グリーズマンがアトレティコ・マドリーでプレーを続けることが見込まれます。『ESPN』による報道です。

昨夏、バルセロナから2年間の期限付きでアトレティコ・マドリーに復帰したグリーズマン。36試合に出場し、8ゴール7アシストを記録していますが、クラブに対する貢献度から見ても、費用対効果の観点からも疑問視されています。そのため、チームの人件費削減の一環として、グリーズマンが1年間の契約を残してクラブを去る可能性が浮上しています。

その背景には、グリーズマンの高額な年俸があります。現在の状況では、アトレティコ・マドリーがラ・リーガの定めるサラリーキャップを満たすことができないようです。さらに、高額給与のアルバロ・モラタやニゲス・サウールもそれぞれユヴェントスやチェルシーからの復帰が控えており、サラリーキャップの問題からアクセル・ヴィツェルとの契約も難航しています。

そのため、アトレティコ・マドリーは早急に既存の戦力を売却して資金を調達する必要がありますが、グリーズマンをこの夏に手放す計画はないようです。

また、エクトル・エレーラの代役として、右サイドバックの補強も目指していますが、新たな戦力を獲得する前に、既存の選手を売却して4,000万ユーロ(約57億円)の資金を確保する必要があると、エンリケ・セレソ会長が先日述べています。

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