M・ジョレンテを復活させるためにも右SBがほしいアトレティコ…エメルソンかセメドの獲得を狙う

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アトレティコ・マドリーがトッテナムDFエメルソン、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズDFネルソン・セメドの獲得を狙っているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

アトレティコは冬の移籍市場でDFキーラン・トリッピアーをニューカッスルに放出。一時的な後釜としてバレンシアから加入したMFダニエル・ヴァスは負傷によって欠場し続け、右サイドバック/ウィングバックはMFマルコス・ジョレンテに任せることになった。が、M・ジョレンテは攻撃で存在感を失うことになり、2020-21シーズンの成績が12得点11アシストだったのに対して、昨季は2アシストを記録するにとどまっている。

DFシメ・ヴルサリコの放出も濃厚とされるアトレティコは、M・ジョレンテをより前で使うためにも、今夏に右サイドバックを獲得することが至上命題に。ディエゴ・シメオネ監督はウディネーゼDFナウエル・モリーナを求めているようだが、獲得に必要とされる移籍金2000万ユーロは捻出が難しく(アトレティコは6月末の今季決算のために4000〜4500万ユーロの収入を必要としている)、現在はエメルソンとセメドが候補に挙がっているとのことだ。

エメルソンについて、アトレティコは冬の市場でも獲得を目指した同選手を、買い取りオプション付きのレンタル移籍で狙っている様子。だが、アトレティコと比べて財政的に余裕のあるトッテナムが、そうした交渉に応じるかどうかは不透明のようだ。なおトッテナムはバルセロナ&ベティスに移籍金2500万ユーロを支払いエメルソンを獲得していた。

その一方でセメドについて、アトレティコは同選手がバルセロナに在籍していた2019年、・トーレス氏の後釜として引き入れようとしたが、結局は実現できず代わりにトッテナムからトリッピアーを獲得していた。なおセメドの代理人はアトレティコと関係が深いジョルジュ・メンデス氏が務めている。

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