アトレティコ・マドリーが、アーセナル所属DFエクトル・ベジェリンに興味を持っていることが明らかとなった。
2011年にバルセロナからアーセナルへ移籍し、公式戦238試合に出場したベジェリン。しかし昨夏に退団を望み、条件的にはもっと良いオファーがあったようだが、セビージャ出身の祖母や父が愛するレアル・ベティス加入を選択した。1年間のレンタルであったが、コパ・デル・レイ優勝にも大きく貢献した。
ベティス側もそんなベジェリンの完全移籍を望んでいるが、財政的な制約で実現は困難な状況。7月にはレンタル期間の終了に伴いアーセナルへと一度戻ることになるが、アトレティコが獲得に動く可能性が出ている。
ディエゴ・シメオネ監督は右サイドバックの補強を熱望。エメルソン・ロイヤル(トッテナム)やパブロ・マフェオ(マジョルカ)らとともに、ベジェリンもターゲットにしていることが発覚した。すでに27歳DFの代理人と接触したこともわかっている。
『GOAL』のアーセナル番記者チャールズ・ワッツ氏によると、ベジェリンはアーセナルとの契約を1年残しているが、退団を希望。これまでの活動によってクラブ内で絶大な信頼をつかんでいるため、本人の意思を尊重することが共通理解となっているようだ。少額の移籍金で放出を認める可能性が高く、全関係者が納得できる取引を探すことになると伝えている。
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