アスレティック・ビルバオ行きの可能性が浮上したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(31)だが、噂に過ぎないようだ。
アスレティックは今月24日に会長選を予定しており、イニャキ・アレチャバレタ氏が候補のひとりとして出馬。スペイン『アス』によると、同氏はマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の退任で空席の次期指揮官として、2011〜2013年までをアスレティックで過ごしたマルセロ・ビエルサ氏の連れ戻しを公約に掲げているとされる。
それが実現した暁として、ビエルサ氏が獲得を要望している選手の1人がグリーズマンだといわれるが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アスレティックと話し合っておらず、現時点で可能性すら考えられていない様子。グリーズマン自身にも来季のアトレティコで本領を発揮するプランしかないという。
グリーズマンは昨夏の移籍市場最終日にバルセロナを追われ、2年レンタルでアトレティコ・マドリーに復帰。さらに来季に出場数で一定条件を満たすと発動する買取義務も伴っての古巣復帰だったが、29試合に出場したラ・リーガで3得点にとどまり、期待通りの働きとは言い難いものに終わった。
コメント