「この2年間は一生忘れない」アトレティコ退団のスアレスから感謝と別れの言葉

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ルイス・スアレスがアトレティコ・マドリーへ別れを告げた。スアレスは2020年夏、当時バルセロナの監督に就任したロナルド・クーマンに半ば追い出される形でアトレティコに移籍。同選手にとって腑に落ちない移籍となったものの、新天地でも抜群の得点力を発揮し、1年目からリーグ戦21ゴールの活躍を披露。クラブのラ・リーガ制覇に大きく貢献した。

ところが今季は前線からのプレッシングやカウンターのスピードを重視するチームスタイル変更の煽りを受け、準主力という立ち位置に。リーグ戦での得点数はチームトップタイの11ゴールをマークしているが、出場時間は明らかに減少しており、フル出場は全コンペティションを含めても7試合のみだった。

今季のホーム最終戦となった15日のセビージャ戦では、今季限りでの退団およびヒューストン・ダイナモへの移籍が決定しているメキシコ代表MFエクトル・エレーラと共に、別れのセレモニーを受けたスアレス。この度インスタグラムを通じて、改めてアトレティコへの感謝と別れの言葉を残した。

「アトレティコでの忘れられない2年間が終わった。ここに来た最初の日からみんなから受けた愛情は決して忘れない。チームメイトたちは常に僕を仲間の一人として見てくれて、スタッフのみんなは身を粉にして日々の仕事に取り組んでくれた。だから僕らは全力を注ぐことができたんだ」

「そして特に、いつも愛とサポートを示してくれた偉大なファンのみんなへ、本当にありがとう」

「アトレティコでリーグを優勝できたことは説明できないようなことで、優勝以上に価値のあるものなんだ。僕を信頼してくれたことを幸せに思いながら、あの素晴らしい時代を誇りに思いつつ、別れを告げるよ」

「僕も僕の家族もずっと感謝している」

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