レアル・マドリード退団のベイル、同じ本拠地のライバルクラブに“逆オファー”?

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 レアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルが、アトレティコ・マドリーに逆オファーをしていた模様だ。スペインメディア『マルカ』が24日に報じている。

 ベイルとレアル・マドリーの現行契約は2022年6月末をもって満了を迎える。クラブを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は既にベイルの退団を明言しており、28日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦のリヴァプール戦がレアル・マドリーでの最終戦となる。

 新天地に注目が集まる中、ベイルは同じマドリーに本拠地を置くライバルクラブに対して、“禁断の移籍”を申し出ていたという。報道によると、ベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏と、アトレティコ・マドリーのテクニカルディレクターを務めるアンドレア・ベルタ氏が直接話をする機会を設けたようだ。バーネット氏はベイルが来季からアトレティコ・マドリーに加入できないか尋ねたものの、ベルタ氏はこの申し出を断ったそう。ベイルと家族がマドリーでの生活を気に入っていたことから、今回の“逆オファー”に発展した模様だ。

 ベイルの将来については様々な憶測があり、ウェールズ代表がFIFAワールドカップカタール2022に出場できなかった場合は現役を引退するとも報じられている。そのため、新天地の正式決定については、少なくとも6月5日に行われる欧州予選プレーオフ決勝戦まで待つ必要がありそうだ。

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