ルイス・スアレス「アトレティコの広報から明日退団セレモニーをすると言われたが、自分が退団するとは知らなかった」

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今季限りでアトレティコ・マドリーを退団するFWルイス・スアレスだが、本人は退団セレモニーの前日まで、自身がクラブを去ることを知らなかったという。

アトレティコは今月15日のラ・リーガ第37節、今季ホーム最終戦となるセビージャ戦(1-1)終了後にMFエクトル・エレーラとL・スアレスの退団セレモニーを行った。ウルグアイ代表FWはセレモニーで人目をはばからず涙を流して、感動を与えている。

しかし23日にスペイン『カデナ・セール』の人気番組“エル・ラルゲーロ”とのインタビューに応じたL・スアレスは、笑みを浮かべながらではあるが気になる言葉を口に……。今季限りで契約が切れるとはいえ、アトレティコ側からは何も連絡がなく、いきなり退団セレモニーが開かれることを知らされたとのことだ。

「ここで続けたかった。(控え選手は)自分が慣れている役割ではなかったけど、僕はそれを受け入れていたんだよ」

「ラファ・アリケ(アトレティコ広報責任者)から、明日退団セレモニーをやると言われた。でも、僕は自分が退団するなんて知らなかったんだ。ラファからセレモニーについて伝えられたとき、『分かったけど、でもクラブの誰かが自分に何かを言っておくべきだったんじゃないか?』って返したよ」

「(退団になることは)分かっていたさ。僕も将来について考えなきゃいけないわけだし、クラブとは11月か12月の段階で2〜3月に話し合おうと言われていたのに……ラファから(退団セレモニーの)前日に知らされることになった」

「ラファも驚いていたね。事前に誰かから知らされていたと思っていたみたいだ。チョロ(ディエゴ・シメオネ監督)と話をしていたか? ノーだ。ベルタ(スポーツディレクター)とは? ノーだよ」

今年35歳になったL・スアレスだが、カタール・ワールドカップのためにも欧州のトップレベルでプレーし続ける意欲があるようだ。

「自分の頭にあるのはヨーロッパだ。スペイン? もちろん、ここで歩んできたキャリアには大きな誇りを感じている。ここのクラブからもオファーは届いているけど、今は検討している最中だ。高いレベルで競えるプロジェクトを見つけられたらと思っている」

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