アトレティコがソシエダ撃破で3位フィニッシュ!

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ラ・リーガ最終節、レアル・ソシエダvsアトレティコ・マドリーが22日にアノエタで行われ、アウェイのアトレティコが1-2で勝利した。勝利で3位確定を目指すアトレティコ(勝ち点68)は、6位フィニッシュが確定しているソシエダ(勝ち点62)とのアウェイゲームに臨んだ。シメオネ監督はこの一戦に向け、ルイス・スアレスとマテウス・クーニャを入れ替えた以外、同じメンバーで臨んだ。

立ち上がりからホームのソシエダがイサク、セルロートの2トップを起点に良い形の仕掛けを見せていく。安定したボールポゼッションに加え、守備の局面でも切り替えの精度、連動したプレスでアウェイチームに自由を与えない。

決定機まであと一歩という状況が続くも、30分には右サイドから強引に内へ仕掛けたセルロートがカットインからシュート。GKオブラクが前にはじいたボールをラフィーニャが押し込みにかかるが、このシュートは右ポストを叩いた。

前半半ばから終盤にかけてもホームチームの時間帯が続いたが、ラフィーニャがボックス付近での2度の決定機でシュートを枠に飛ばすことができず、ゴールレスでの折り返しとなった。

前半シュート0と低調なパフォーマンスに終始したアトレティコだったが、ハーフタイムに闘将から強烈な檄が飛んだのか、後半はアグレッシブな入りを見せる。

キックオフ直後にクーニャ、デ・パウルと続けてシュートを放つと、50分にはコンドグビアの球際の粘りからボックス手前でグリーズマンの落としに反応したデ・パウルが右足を一閃。強烈なシュートがゴール左隅を射抜いた。

前半の守勢を耐え抜き勝負所で決め切る、らしい戦いぶりでリードを手にしたシメオネのチームは、直後の56分にもカラスコのチャンスメークからグリーズマンに追加点のチャンスが訪れるなど、完全に試合のペースを掴む。

その後、63分には互いにこの試合で初めて交代カードを切った中、アトレティコの采配が試合を動かした。69分、セットプレーの二次攻撃からカラスコがボックス内へ入れた縦パスをゴールを背にしたコケが丁寧にマイナスに落とすと、前向きな状態でサポートに入ったアンヘル・コレアが絶妙な右足のダイレクトシュートを右隅へ突き刺した。
これで勝利に大きく近づいたアウェイチームは試合終盤にグリーズマン、デ・パウルを下げてスアレス、レマルの投入で試合をクローズにかかる。

後半アディショナルタイムにはDFフェリペのハンドで与えたペナルティアーク付近でのFKの場面で、キッカーのヤヌザイのシュートはGKオブラクがファインセーブで防いだものの、こぼれ球をグリディに頭で押し込まれて1点を返される。それでも、リードをきっちり守り切り1-2の勝利。今季最終戦を白星で飾り、自力での3位フィニッシュを決めた。


REAL SOCIEDAD 1-2 ATLÉTICO
Real Sociedad
: Remiro, Gorosabel (Zaldua, 71′), Aritz, Le Normand, Rico, Illarramendi (Guridi, 81′), Merino, Zubimendi, Rafinha (Portu, 63′) , Isak (Januzaj, 63′) y Sorloth (Djouahra, 72′).
Atlético de Madrid: Oblak, Llorente, Savic, Felipe, Reinildo, Kondogbia, De Paul (Lemar, 86′), Koke, Carrasco, Cunha (Correa, 63′) y Griezmann (Suárez, 86′).
Árbitro: Jesús Gil Manzano (Comité de Extremadura). Amonestó con cartulina amarilla a los locales Le Normand (13′), Rafinha (36′), Merino (53′), Portu (76′); y a los visitantes Griezmann (45’+2′) y Savic (90’+2′).
GOLES:
0-1. 50’. De Paul
, con un derechazo a la escuadra.
0-2. 69’. Correa, al palo largo a pase de Koke.
1-2. 90’+2’. Guridi, de cabeza.

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