不安定なシーズンを過ごしたシメオネだが…アトレティコ監督として11年目の挑戦へ「私は落ち着いている。いつものようにここにいるよ」

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ディエゴ・シメオネ監督が、来季も同チームを率いることを明言している。

昨年12月末にアトレティコに監督として復帰してから丸10年目を迎えたシメオネ監督。しかしラ・リーガ優勝を果たした昨季とは打って変わって、今季は得点が減って失点が増える不安定なパフォーマンスが続いていた。ラ・リーガを4位以内で終えてチャンピオンズリーグ(CL)出場権は獲得したものの、一部サポーターの間ではサイクルが終了したとの声も出ており、シメオネ監督自身がどう思っているのかに注目が集まっていた。

そして15日のラ・リーガ第37節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのセビージャ戦(1-1)終了後、シメオネ監督は自身の去就を明確にした。

「私の将来? 異論を唱えることはない。私は落ち着いているよ。いつものように、私たちはここにいさせてもらう」

シメオネ監督はその一方で、今季について次にょうに振り返っている。

「言い訳は何の役にも立たない。今季、私たちはクラブの考える目標(CL出場権獲得)こそ達成したものの、それ以上遠くまでは行けなかった。不安定なシーズンになったことについては、全員に責任がある。私たちには改善すること、話し合うこと、信じることが必要だ」

「私たちはラ・リーガで2回優勝したように、ときにマドリーとバルセロナに近づける。しかし同様に、セビージャ、ベティス、ビルバオを私たちに近づいてきている」

「反省していることはあるのか? 数え切れないほどある。日々の反省、最後の反省……すべて明確だ」

なおシメオネ監督は前節エルチェ戦(2-0)で、アトレティコ指揮官としてラ・リーガ400試合の指揮を達成。400試合の成績は244勝93分け63敗で勝率61%。アトレティコのシメオネ監督就任前の400試合の成績は、155勝99分け146敗で勝率39%だった。

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