シメオネが語るレアルに花道をつくらない理由「彼らには敬意を払う。が、自クラブのサポーターをもっと尊重すべきだ」

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アトレティコ・マドリーは8日にラ・リーガ第35節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのレアル・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、ラ・リーガ王者となったマドリーに対して花道をつくらないことが、自クラブのサポーターの気持ちを汲み取った決断であることを強調した。

アトレティコは先に、地元のライバルであるマドリーに対して花道をつくるよう仕向ける動きが行われるとして、「恥辱・愚弄の企てには乗らない」と表明。そしてシメオネ監督は今回の会見で、マドリーに反感を持つサポーターたちに配慮する必要性を説いている。

「花道について? そうした質問には論争を巻き起こす狙いがあるのだろう。クラブはそのことを明確にする、完璧な説明がなされた声明を発表しているじゃないか」

「レアル・マドリー、その選手たちとコーチ陣のことは祝福する。彼らは本当に素晴らしい仕事を成し遂げたのだから。王者となったばかりのレアル・マドリーに敬意を払う。が、私たちは私たちとともにある人々をもっと尊重しなくてはならない」

「花道がほかのリーグで行われているかは知らない。社会はそれぞれ異なり、スペインではライバルを祝福するために花道をつくる。だが私がいた場所ではそんなことはしていなかった」

タイトルがかかっておらず、ややカフェインが抜けた今回のマドリーダービーだが、選手たちにどのようにしてダービーの価値を理解させるべきかを問われたシメオネ監督は「勝たなくてはならない」と返答している。

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