2-1勝利のカディス戦終盤、観客を煽りに煽ったシメオネ「ここのサポーターは私たちの一部だ。ほかとは一線を画す存在」

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アトレティコ・マドリーは12日のラ・リーガ第28節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのカディス戦に2-1で勝利した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、パフォーマンス云々よりも結果を手にしたことに大きな価値を見出している。

再びキックオフ直後にFWジョアン・フェリックスが先制点を決めたアトレティコだが、その後は低調なパフォーマンスに終始して前半終了間際にFWアルバロ・ネグレドの同点弾を許した。それでも後半、MFロドリゴ・デ・ポールが勝ち越し弾を決めると、途中出場MFハビ・セラーノの一発退場で10人になりながらもリードを守り切っている。ラ・リーガ4連勝のアトレティコは勝ち点を51として、バルセロナ(勝ち点48)を上回り暫定で3位に浮上した。

シメオネ監督は試合後、ラ・リーガが終盤に入ったことで、とにかく今現在は結果こそが重要であることを強調している。

「何より重要なのは結果だった。残り試合はどんどん少なくなっている。勝利はいつだって大切だが、この時期は特にそうなんだ。カディスはセルヒオ(・ゴンサレス監督)の到着から、また異なるフットボールを実践して良くなっている。本当に苦戦を強いられた。私たちはボールを奪い、速攻を仕掛ける状況を生み出せなかった。後半になって良くはなかったがね」

試合終了間際、アトレティコはカディスの猛攻にさらされることになったが、シメオネ監督に煽られた観客の凄まじい声援を受けながら必死の守備を見せた。

「私たちは彼らを必要としている。3連勝中だった私たちは、もう1試合勝って良い順位に位置したかった。今日は一人少なくなったが、人々が試合に参加して、背中を押してくれた。彼らは私たちの一部だ。だからこそ、ほかとは一線を画している」

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