アトレティコ復活のキーマン、エクトル・エレーラが今夏MLS移籍か…クラブは契約延長検討も時すでに遅し?

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エクトル・エレーラは、今夏にメジャー・リーグ・サッカー(MLS)に移籍することになりそうだ。スペイン『マルカ』が報じている。

今季アトレティコとの契約が終了するエクトル・エレーラ。ここまで出場機会に恵まれなかった同選手に対してはMLSのクラブが4年契約を提示しており、移籍はほぼ決定している模様だ。

ただ、ここに来て状況は変化しつつある。というのも、今季低空飛行を続けてきたアトレティコは、DFロディ、MFジョフレイ・コンドグビア、そしてエクトル・エレーラを起用し始めたことで、ここ最近に上昇気流に乗り始めたからだ。H・エレーラはボール奪取、攻撃の組み立の両面で大きな存在感を発揮している。

『マルカ』曰く、アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEO、アンドレア・ベルタSDはエクトル・エレーラの活躍ぶりを受けて、チームに残す可能性も模索し始めたという。ただクラブの方針的に、現在32歳と30歳を上回るエクトル・エレーラに提示できる契約年数は1年で、同選手にとってはMLSのクラブとの4年契約の方が魅力的かもしれない。

同紙はそうした事情も含め、エクトル・エレーラを今になって残留させようとしても、動くのが遅すぎた可能性を指摘している。

「すべてはあまりに遅すぎたように思える。エレーラは昨季、負傷者やCOVIDや母の死があったとはいえ、継続的な出場機会を得られなかった。シメオネはずっと違う選手の起用を優先してきたのだ。そうした背景もあり今後数週間が、前ポルト所属選手がアトレティコのユニフォームを着る最後の日々になりそうである」

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