控えからアトレティコ復活のカギとなったロディ、セルタ戦2得点で観客からその名を叫ばれる「一番幸せな日。この夜を忘れない」

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アトレティコ・マドリーは26日のラ・リーガ第26節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのセルタ戦に2-0で勝利した。この試合の全得点を記録したDFレナン・ロディにとっては、その記憶に永遠に刻まれる夜となったようだ。

アトレティコが4-4-2を採用していたときには攻撃力を買われながらも守備力の低さを指摘され続け、5-3-2になってからは出番を失っていたロディ。しかしディエゴ・シメオネ監督が彼のポジション次第で4-4-2にも5-3-2にもなる可変システムを採用すると、今季に入り極めて低調だったアトレティコが復活するカギとなった。

前試合マンチェスター・ユナイテッド戦(1-1)でFWジョアン・フェリックスのゴールをアシストしたブラジル人DFは、今回のセルタ戦では2得点を記録する活躍を披露。2点目を決めた直後と交代時、メトロポリターノの観客は「ローディ! ローディ!」と彼の名前を叫んでいる。

ロディは試合後、この夜に大きな感動を覚えていた様子だった。

「今夜のことは、いつの日も僕の心にあり続ける。当たり前の夜じゃないんだ。2ゴールを決めたことなんて、これまで一度もなかった。今日が一番幸せな日だよ」

「自分の新たなポジションについて? 監督には、自分は左サイドバックだと言ったんだけど、でも違うポジションでプレーできるのも素晴らしいことだ。カラスコにどうやってプレーするのかも聞いたよ。チームの助けになれるなら、そうする心構えはあるのさ」

「プレーできるかどうかは関係なかった。僕は決してあきらめなかったんだ。努力して、努力して、努力する。努力をした後、褒賞はやってくるんだよ」

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