アトレティコがバレンシアからデンマーク代表ヴァスを獲得…トリッピアーの後釜に

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アトレティコ・マドリーは27日、バレンシアからデンマーク代表MFダニエル・ヴァスを獲得したことを発表した。契約は2023年まで。

アトレティコは今冬、キーラン・トリッピアーをニューカッスルに放出。そのため、サイドのキャストを求めており、ベテランのヴァス獲得に至った。ヴァス獲得に際してチームは「ディフェンスと中盤の両方でプレーすることができ、ピッチの両端で違いを生み出すことができるため、シメオネ監督のチームにとって貴重な存在となる」と喜びを明らかにした。

バレンシアは当初、トップ4のライバルに放出することに否定的だったものの、アトレティコはオファーを強化。最終的に移籍金300万ユーロ(約3億8000万円)で合意に達し、1年半の契約にサインした。また、オプションとして2024年まで契約を延長することも可能だという。

2007年に母国のブロンビーでプロキャリアをスタートさせたヴァスは、ベンフィカ、エビアン、セルタでのプレーを経て、2018年の夏にバレンシアに加入。

本職の右サイドバックやサイドハーフのほかにボランチなど複数のポジションをカバーするヴァスは、バレンシアで公式戦152試合に出場し9ゴール15アシストをマーク。高い戦術理解度に加え、その優れた右足のキック精度はトリッピアーの後釜として打ってつけと言える。

また、2011年2月にデビューしたデンマーク代表ではこれまで41試合に出場。昨夏に行われたユーロ2020では、5試合に出場しデンマークのベスト4進出に貢献した。

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