アトレティコ・マドリーは25日にチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第5節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのミラン戦に臨み、0-1で敗れた。グループ敗退の可能性が高まる敗戦となったが、試合後会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、自身が「かつてないほどに楽観的」であると主張している。
試合終了間際にジュニオール・メシアスのゴールを決められて、ミランに今季CL初勝利を許したアトレティコ。同グループの順位は首位リヴァプール(勝ち点15)、2位ポルト(勝ち点5)、3位ミラン(勝ち点4)、4位アトレティコ(勝ち点4)となり、シメオネ監督率いるチームは崖っぷちに立たされることになった。
試合後、ホセ・ヒメネスやヤン・オブラクは自己批判するような発言を繰り返していたが、シメオネ監督の考えは違うようだ。会見で次のように語っている。
「選手たちの自己批判について? 私は同意できないね。彼らのプレーの姿勢はこれ以上ないほどだった」
「前半の試合内容は目に見えた通りの内容だ。私たちは多くの素晴らしいプレーを見せていた。が、ゴール前最後の数メートルでの選択が足りなかった。彼らも私たちと同じく決定機は手にできていなかったはずだ。後半について、こちらはレマルがいくつかのチャンスを迎えたものの、今回はディテールが私たちではなくミランの味方をした」
アトレティコはグループB最終節で、敵地でのポルト戦に臨む。もう1試合では、ミランがホームにリヴァプールを迎える。
「私たちはいつも困難に直面してきた。私は楽観的だし、それが変わることはない。チームは最後までしっかりと競争に臨むだろう」
「チャンピオンズは容赦がないし、ふさわしいチームがグループを突破するだろう。ミランとポルトはホームチームとして勝利を手にできる可能性があり、私たちはアウェーチームとして勝利を目指す。そう、目標を達成したチームが突破を果たすことになるんだよ」
「今の私は、かつてないほどに楽観的だよ。なぜならば、私たちの命がまだ尽きていないからだ。命がある限り、私たちは厄介な存在だ」
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