シメオネが2年ごとのW杯開催について自論「私たちは抗議することができる。が、結局はテレビと金がすべてを決める」

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ディエゴ・シメオネ監督が、2年ごとにワールドカップ(W杯)を開催する案について、自身の見解を示している。

現在FIFAは2年に1度W杯を開催する可能性について検討しており、これが賛否両論となっている。24日のラ・リーガ第10節、本拠地ワンダ・メトロポリターノでのレアル・ソシエダ戦を前に会見に出席したシメオネ監督は、その可能性についてら否定的な見解を示しながら、しかし自分たちには何もできないとの考えも口にしている。

「私が選手であったとしたら、毎年W杯でプレーしたいと思うだろう。最も素晴らしく美しい大会なのだし、それは当たり前のことだ。その一方で監督としては、私はチームに選手たちをとどめておきたいと思う。現在、私たちは多くの中断機会を挟みながら歩を進めることを義務付けられている」

「しかし、どんな状況に対して意見を言えるとしても、最終的な決断を下すのは選手でも監督でもないんだ。私が選手であれば、どんなときでも代表チームでプレーしたいと思うし、ノーと言うことは難しい。決断を下す人たちは選手たちの立場からは悪い決断を下していく。私たちは要求したり怒ったり抗議したりすることができる。が、結局はテレビがすべてを支配している。金がすべてを決めるんだよ。クラブは成長するための金を必要としている。代表チームだっても金が必要だ……。誰にとっても人生はそういうものなんだ」

「しかし誠実に言わせてもらうが、今の私にとってそれは大切なことではない。大切なのは目前のレアル・ソシエダとの試合だけだ」

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