シメオネ「フットボールの最たる違いは両PA内で生み出される。ポジショニングやプレッシング、ライン突破ではない」

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アトレティコ・マドリーは28日にチャンピオンズリーグ・グループB第2節、アウェーでのミラン戦に臨む。ディエゴ・シメオネ監督は、ペナルティーエリア内で違いを生み出せるかが、チーム復調の鍵を握る、との見解を示した。

公式戦ここ4試合の成績がわずか1勝で、前試合アラベス戦では今季初となる黒星を喫したアトレティコ。ミランとの一戦を前のスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたシメオネ監督は、良い感覚を取り戻すために必要なことを、次のように説明している。

「私たち自身でなくてはいけない。自分たちを競争的としてきたアグレッシブさを保って、両ペナルティーエリア内で示さなくてはいけない。フットボールはポジショニング、プレッシング、攻撃における相手のライン突破よりも、ペナルティーエリアでこそ違いが生み出される。私たちが競争するために改善が必要なところだ」

昨季より使い慣れた4-4-2ではなく3バックのシステムを使用し始めて、ラ・リーガ制覇という結果をつかんだアトレティコ。シメオネ監督はその点でも変化が必要と説いている。

「ここまでの試合で、対戦相手は私たちがボールを保持したプレーで必要とするスペースを可能な限り奪おうとしてきた。その機能性で私たちは進歩をしなければならない。対戦スルーチームはすでに私たちの長所を理解している。だからこそ、私たちには進化と変化が必要なんだ」

「チームの精神状態はポジティブだ。私たちには意志の強さがあり、良いプレーだって見せている。しかし様々な状況を想定しなくてはならない。明日、良い試合にできることを期待している」

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