21日のラ・リーガ第6節、アトレティコ・マドリーは敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦に臨み、2-1の勝利を飾った。
マドリー南部に位置するコリセウムに乗り込んだアトレティコ。シメオネ監督はGKオブラク、DFトリッピアー、サビッチ、ヒメネス、ロディ、MFマルコス・ジョレンテ、エレーラ、アンヘル・コレア、グリーズマン、カラスコ、FWルイス・スアレスを先発で起用し、このダービーに臨んだ。
前半は激しい肉弾戦の様相を呈し、チャンスに乏しい展開。そうした中で36分、アトレティコが絶好機を迎えた。ジェネの後方に向けたヘディングでのパスをL・スアレスが奪取すると、そのままシュートまで持ち込む。が、これはGKソリアに片足で弾かれてしまった。
ゴールを逃したアトレティコはその後も攻撃の意思こそ見せるも、ここ数試合と同様に機能しない状況は変わらず。3試合連続で先発のグリーズマンに関しては良いプレーを見せていないどころか、ボールに触れられず存在自体が感じられなかった。そうして45分、開幕から5連敗中のヘタフェの、シメオネ監督に負けっぱなし(3分け16敗、合計スコア0-34)のヘタフェの、2011年6月以来となるアトレティコ相手のゴールが決まる。右サイドのクロスから、ミトロビッチがヘディングシュートでオブラクを破っている。
ビハインドを負って前半を終えたアトレティコは後半に攻勢を強めるものの、グリーズマンのミドルがクロスバーの上に外れるなど同点に追いつくことができない。シメオネ監督は62分にトリッピアーとロディをデ・パウル、エルモーソに代え、さらに67分にはグリーズマンも下げてクーニャもピッチに立たせた。68分にはL・スアレスが、機を見た飛び出しからクロスに頭で合わせたが、ボールは惜しくもクロスバー直撃。また73分にはクーニャを後方から倒したアレニャーが二回目の警告で退場となり、アトレティコが数的優位に立っている。
そして78分、アトレティコが10人のヘタフェを相手にようやく同点弾を獲得。エルモーソの浮き球のパスから再びL・スアレスが最終ラインを突破すると、右足の巧みなトラップから流れるような動作で左足でシュートを放ち、ネットを揺らした。
スコアをタイに戻したアトレティコはその後、数的不利のヘタフェに攻め込まれる場面もあったがさらなる失点を許さず、90分にスコアをひっくり返すことに成功。84分に途中出場したヴルサリコが精度の高いクロスを放つと、ファーに位置していたルイス・スアレスが、すぐ前方のミトロビッチがジャンプしてクリアできなかったボールを頭で押し込んだ。L・スアレスは これが今季ラ・リーガ3得点目。アトレティコは頼れるエースの2得点によって、逆転という形で2試合ぶりの勝利。勝ち点を14として暫定で首位に立った。
GETAFE 1 – 2 ATLÉTICO
Getafe: David Soria; Iglesias, Djené, Mitrovic, Cuenca, Olivera; Aleñá, Florentino Luis (Darío Poveda, 93’), Maksimovic; Mata (Jonathan Silva, 78’) y Macías (Ünal, 67’).
Atlético de Madrid: Oblak; Trippier (Mario Hermoso, 63’), Savic, Giménez, Renan Lodi (De Paul, 63’); Correa, Marcos Llorente, Héctor Herrera (Vrsaljko, 84’), Carrasco; Griezmann (Cunha, 67’) y Luis Suárez.
Árbitro: Cuadra Fernández (Comité Balear). Roja directa a Aleñá (73’). Mostró tarjeta amarilla a los locales Mata (65’), Aleñá (65’), Maksimovic, (90’) y Cuenca (94’); y a los visitantes Luis Suárez (22’), Héctor Herrera (64’), Giménez (65’), Carrasco (93’) y Cunha (97’).
GOLES:
1-0. 45’. Mitrovic cabecea toca en el poste derecho y entra.
1-1. 78’. Luis Suárez recibe dentro del área un centro de Mario Hermoso y fusila a David Soria.
1-2. 91’. Luis Suárez cabecea picado a la red un centro al segundo palo de Vrsaljko.
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