アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、ケガやチャンピオンズリーグ(CL)について語った。スペイン『アス』が伝えた。フェリックスは昨シーズンの終盤に負傷。足首の捻挫とされていたが、状態が回復することなく騙し騙しプレーを続け、シーズンが終了していた。
ポルトガル代表としてユーロ2020にも参加したフェリックスだったが、プレーしたのはラウンド16のベルギー代表戦だけ。34分間のプレーでユーロ敗退となり、7月に足首の手術を受けていた。
そのフェリックスは、シーズン開幕には間に合わなかったものの、9月12日のラ・リーガ第4節のエスパニョール戦で戦列復帰。途中出場で久々の実戦復帰を果たした。
フェリックスはケガを抱えながらのプレーについて「とっても難しかった。コンディションが悪い時にプレーするのは決して簡単ではないけど、僕はチームを助けるために自分の意志で決めていた」と、自分の判断でプレーを続けていたとコメント。現在は問題がなくなったとのことで「今は元気で回復していて、今シーズンや次に来る試合にのみ集中している。これは重要なことだよ」と、ケガを考えなくて良いことを喜んだ。
復帰戦となったエスパニョール戦については「良い気分だった。こんな感覚は久しぶりだし、以前は痛みがあったけど、今は全く痛くなく、自由に動け、試合に戻ることができた」とコメント。「今シーズンに向けて、これまで以上に準備ができていることを願っている」とシーズンでの飛躍を誓った。
今シーズンはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンがバルセロナからのレンタル移籍で復帰。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスらとポジション争いが繰り広げられることとなる。
また、14日にはチャンピオンズリーグ(CL)が開幕。リバプール、ミラン、ポルトと同居したが難しいグループだと語った。
「僕たちは難しいグループに入った。それぞれの国でベストなチームが揃っているし、ハードな試合になるだろう。勝ち点3を獲得するために、自分たちに仕事をする」
15日に行われる初戦は自身が下部組織時代に所属していたポルト。「チームの特徴やプレースタイルはよく知っているし、試合に向けて準備はできている」と語り、古巣戦でのプレーに意欲を見せた。
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