アトレティコ・マドリー、今夏の補強を進められず…新戦力獲得よりも売却優先に

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アトレティコ・マドリーが今夏の補強を進められないようだ。

レアル・マドリーとバルセロナを抑えて7シーズンぶりのラ・リーガ優勝を果たしたアトレティコ・マドリー。連覇を目指す新シーズンに向けてチーム強化を進めたい同クラブだが、積極的な動きを見せるライバルクラブを尻目に選手獲得の乗り出せていない。

他クラブ同様に新型コロナウイルスのパンデミックにより財政面に大きな影響を受けるアトレティコ・マドリーは、ラ・リーガが設定するサラリーキャップを超過する様子。そのため、既存選手の売却を進めない限り、新戦力の獲得に向けたビジネスは停止せざるを得ない状況だ。

リーグ優勝を飾ったディエゴ・シメオネ監督のスカッドには、サウール・ニゲス、ビトロ、シメ・ヴルサリコなど、他クラブが興味を持つ選手がいるが、現段階でいずれの選手に対しても正式なオファーは届いていない模様。特に、ビトロに関しては選手自身も退団を望み、クラブとしても年俸600万ユーロ(約8億円)の支払いから解放されるが、現時点で獲得オファーはない。

その他にも、レナン・ロディ、、サンティアゴ・アリアスの売却を検討する。ただし、アトレティコ・マドリーは安く叩き売る考えを持っておらず、移籍市場終盤になればさらに高額な移籍金の獲得を目指せることから、現在は我慢の状態が続くようだ。

一方で、今夏の移籍市場でゴールキーパー、ウィンガー、セントラルミッドフィールダー、フォワードの補強を目指しており、、マルコス・パウロに強い関心を持つと考えられている。さらに、優先順位は高くはないが、左サイドバックにホセル・ルイス・ガヤか、アレハンドロ・グリマルドの獲得を検討するようだ。

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