アトレティコの下部組組織ラ・アカデミアが金鉱脈に…4年間で約320億円の収入を記録

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ラ・アカデミア(アカデミー)と呼ばれるアトレティコ・マドリーの下部組織がここ最近、財政的に大きな成果を手にしている。スペイン『マルカ』が報じた。

過去にはFWフェルナンド・トーレスも輩出したラ・アカデミアはここ最近、クラブにとっての金鉱脈となっている。2017年以降、同組織出身選手の売却によって2億4800万ユーロの収入を記録しているのだ。

まず2017年には、ディエゴ・シメオネ監督のもとでは輝けなかった現セビージャMFオリベル・トーレスを2000万ユーロでポルトに売却し、さらにアラベスへのレンタル移籍で結果を残したDFテオ・エルナンデスを2400万ユーロでレアル・マドリーに売却。テオはその後、インセンティブで400万ユーロ以上の追加収入があった。

また2019年には、テオの兄弟であるDFルーカス・エルナンデスを8000万ユーロでバイエルンへ、MFロドリを7000万ユーロでマンチェスター・シティへ売却。ロドリはかつてラ・アカデミアに在籍し、その後ビジャレアルに渡った選手だが、ビジャレアルから買い戻した額はわずか2000万ユーロだった。

そして2020年にはMFトーマス・パルティは5000万ユーロでアーセナルに売却。これで4年間の合計収入は、日本円で約320億円となる。

なおアトレティコは今夏、ラ・アカデミア出身でMFコケとともにチームを象徴するMFサウール・ニゲスが退団予定。アトレティコは同選手を5000万ユーロで売却する考えという。

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