エルチェ-アトレティコ戦で起きたラ・リーガの運命を左右する大きな判定

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1日に行われたエルチェ対アトレティコ・マドリー戦での終盤のプレーが大きな論争を呼んでいる。90分、主審のメレロ・ロペスは、マルコス・ジョレンテが明らかに手を使ったとしてペナルティスポットを指さした。結果的にエルチェはPKを失敗して敗れるのだが、ヤン・オブラクの行動が原因で、ソーシャルネットワーク上で多くの論争を巻き起こした。

キッカーを担当したフィデルはシュートをポストにぶつけて同点の機会を逃した。しかし、シュート前にオブラクの両足がゴールライン上から早く離れていたことから、今季から適応されているルール上では蹴り直す必要あったのではないかと考えられている。

SPORTのジャーナリストであり、プロのレフェリーでもあるジョルディ・デルガド氏は、「GKの行為が明らかにキッカーに影響を与えた場合にのみやり直す必要があり、数センチ程度では影響があるとは見なされない」と、ルール上の問題はなかったと指摘。また、「主審のエラーではないので、VARは介入しない」と付け加えた。

フィデルのシュートが蹴り直しを必要とした可能性のあるもう一つの理由は、シュート前に最大5人のアトレティコ(3人)とエルチェ(2人)の選手がエリアに侵入していたことであるが、デルガド氏は同様に、「それは多数派で起こることであり、ペナルティを課す義務はない。介入することは、VARのプロトコルに含まれていない」と指摘した。

この判定は、優勝と残留を争う両チームの運命を大きく変えることになるかもしれない。

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