メッシ アトレティコにとっての“災厄”、2番目に得意とするチームに

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アトレティコ・マドリーは、レオ・メッシがより多くの場面で対戦してきたライバルのひとつである。8日(土)のカンプ・ノウでの試合では、セビージャと並ぶ43回目の対戦を迎える。FCバルセロナのキャプテンのキャリアの中で、より多く対戦したチームは、45回のレアル・マドリーであり、それに次ぐものだ。

刺激と感情を持つ決戦である。勝てばバルサは(一時的に)首位に立つ。それが一時的なものかどうかは9日(日)のレアル・マドリー対セビージャの試合を待たなければならない。バルサはアトレティコに対してやり残したことがたくさんある。アトレティコに対しバルサは3試合勝利がなく、前回の対戦では、2020年11月21日のリーグ戦で守備のミスから0-1で敗れ、3敗目を喫した。

バルサは、2014年5月17日に行われた2013/14シーズンのリーガ最終節でアトレティコと1-1で引き分けて優勝を逃した苦い思い出がしこりとなって残っている。またメッシにとって、カンプ・ノウで初めて負けたリーガ・エスパニョーラの試合が、2006年2月5日のアトレティコ戦(1-3)だった。

メッシは強い意欲を持ってこの決戦に臨む。期待外れのスタートを切り、不可能だと自他ともに認めていた地獄から優勝候補と言われるポジションまで辿り着いた。全ては勝ち点3を獲得するためにやってきて、直接対決の結果で優位に立つレアル・マドリーの失敗を待っている。

■ゴール
アトレティコ・マドリーは、メッシが2番目に得意にしているチームである。アトレティコに対しては42試合で32ゴールを決めており、1試合あたりの平均ゴール数は0.76。最もゴールを決めているセビージャ(38ゴール)に次ぐ数字だ(3位はバレンシア/31ゴール)。

アトレティコに対してのメッシの最高連勝記録は、2015年1月11日から2016年4月5日の間での7連勝(リーグ戦4試合、カップ戦2試合、チャンピオンズリーグ1試合)で、5ゴールを挙げて勝利を収めている。一方、最悪な記録は2013年8月21日から2014年5月17日の間で、6試合連続で未勝利(5分1敗)であり、その間メッシはノーゴールだ。

メッシは、2007年5月20日のアトレティコ戦で初めてゴールを決めて以来、フリーキックでの3ゴール、PKによる2ゴールを含め、アトレティコ相手に32ゴールを決めている。

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