マンチェスター・シティは、アタッカーの補強に向けて様々なオプションを検討しているのかもしれない。『EUROSPORT』が伝えた。
今季プレミアリーグを2年ぶりに制し、リーグカップ4連覇も達成、チャンピオンズリーグでもクラブ史上初の決勝を経験したマンチェスター・C。しかし、クラブ歴代最多得点を誇るセルヒオ・アグエロが契約満了をもって退団。そのため、新たなアタッカーの補強に動くと予想されている。
『EUROSPORT』によると、最優先ターゲットはトッテナム退団希望を示唆したFWハリー・ケインのようだ。トッテナムのダニエル・レヴィ会長は放出に否定的な声明を発表し、1億5000万ポンド以下(約233億円)では売却するつもりはないようだが、「決意を試すようなオファー」を出す可能性があるという。
その一方で同メディアは、ケイン獲得失敗に備えてマンチェスター・Cが数名をリストアップしたとも伝えている。インテルのFWロメル・ルカクやFWラウタロ・マルティネス、昨夏にも獲得に動いたレアル・ソシエダFWミケル・オヤルサバルに興味を抱いているほか、アトレティコ・マドリードFWジョアン・フェリックスも選択肢の一つになっているという。
中でもポルトガル代表FWについては、2019年にアトレティコへ加入する前から獲得を検討。さらに移籍後の昨年にも、仲介人を通じて状況確認や獲得の可能性を探っていたようだ。現時点で、J・フェリックスの去就は不透明であるという。
さらに、アトレティコは現在ベルナルド・シウバ獲得に動いており、同選手がスペインへの移籍を希望しているとも報道。マンチェスター・C側が選手を売却する場合は、ケインやジャック・グリーリッシュら獲得資金に回すためであり、シウバとのトレードは基本的には受け付けないようだが、J・フェリクスは「異なるケースになるかもしれない」と伝えている。
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