今夏でのアトレティコ・マドリー退団が噂されるDFキーラン・トリッピアーは、同クラブに対して年俸の改善を要求しているという。スペイン『マルカ』が報じた。
イギリスメディアは先に、トリッピアーがマンチェスター・ユナイテッドに加入すべくマンチェスターで家探しを行っていることを報道。スペイン首都で2年を過ごした同選手が母国を復帰を希望しており、ユナイテッドが移籍金1200万ユーロのオファーをアトレティコに提示して断られたとも伝えられている。
そうした報道が続く中でスペインのスポーツ紙『マルカ』は、現在トリッピアーの関係者がアトレティコに年俸の改善を要求していることは事実と報じた。ただし、アトレティコは厳しい台所事情によって、その要求に応じる考えはないようだ。
同紙はまた、トリッピアーが実際に退団を求める場合、アトレティコが移籍先のクラブに対して契約解除金4000万ユーロを求める方針とも記載。ユナイテッドがパンデミック下において、同額を払うことはできないとの見解も記している。
トリッピアーは2019年夏に移籍金2000万ユーロでアトレティコに加入。ディエゴ・シメオネ監督は、2023年まで結ぶこのイングランド人DFをチームにとって不可欠な存在と捉えている。
コメント