アトレティコ・マドリーの監督であるディエゴ・シメオネは、残り1試合で2013/14シーズン以来、自身2度目のリーガ王者となるところまで来た。逆転で勝利したオサスナ戦での試合後、彼はチームのパフォーマンスを強調し、「このような瞬間を迎えるためにこの仕事を選んだ」と興奮気味に語った。
「我々の命だ。スポーツだから、勝つ者もいれば、負ける人もいるだろう。しかし、私たちはこの瞬間に、ベストを尽くすためにこの職業を選んだ」と、2-1で勝利し、チャンピオンまであと1勝となったワンダ・メトロポリターノでの記者会見で語った。
2011年の就任以来、「同じ熱意で取り組んできた」というシメオネは、「必ず勝たなければならないが、新鮮な気持ちで臨みたい。ファンが我々のチームを誇りに思い続けていること。それが我々の目的であり、エネルギーとなる。できる限りの準備をする。諦めない以外の言葉は理解できない」と最終節のバジャドリード戦に意気込んだ。
オサスナとの試合を振り返ったチョロは、1点ビハインドになった時の様子を明かした。「彼ら(選手)に、『すべきことは同点だ、同点になれば試合をひっくり返せる』と言った。幸運なことに、ジョアン(・フェリックス)の素晴らしいパスからロディが決めて、スアレスのフィニッシュが生まれた。皆が重要だ。私はこのチームを誇りに思う。チームという言葉は、今シーズンのすべてを示すものだ」
彼はルイス・スアレスを変えなかった。「彼を変えようと思った瞬間はなかった。(ムサ・)デンベレと彼、そしてジョアンとカラスコというように、ゴールに近いところで多くのプレーをすることで、何かが生まれる可能性があると思っていた。そしてその通りになった。今まで以上に、誰にとっても素晴らしいこの瞬間に立ち会えるという錯覚と喜びを感じながら、一戦一戦続けていきたい」
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