ラ・リーガ優勝まであと1勝のアトレティコ、シメオネ「気を緩めない…以外の言葉は理解できない」

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16日のラ・リーガ第37節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのオサスナ戦に2-1で勝利した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、コントゥンデンシア(確信性、砕けた言い方をすれが「ガツン」)のあるプレーが勝敗を分けたとしている。

同時間帯に行われたアスレティック・ビルバオ対レアル・マドリーはDFナチョのゴールでマドリーが勝利。そのスコアを把握していたアトレティコは75分にFWアンテ・ブディミルの先制弾を許して、首位陥落の危機に陥っていた。だが、ドラマはその後に起こった。82分にFWジョアン・フェリックスのお膳立てからDFレナン・ロディが同点弾を決めると、88分にはMFやニック・カラスコの折り返しからL・スアレスが9試合ぶりとなるゴールを記録して逆転勝利を果たしている。

シメオネ監督は試合後、次のようにコメントした。

「チームは前試合レアル・ソシエダ戦で多大な努力を振り絞った。今日はチャンスを手にしていたが、しかしブディミルがゴールを決めるまで、確信あるプレーが足りなかった。そこから、リアクションを見せたね。私たちはチャンスが少ないときにガツンとしたプレーを見せ、よりチャンスを手にしていたときにそうできなかった。今、コントゥンデンシアはさらなる価値を持っているんだ」

また、ついにゴールを取り戻したL・スアレスについても言及している。

「彼は並外れた反逆の精神を見せた。ゴールから遠ざかっていたものの、ずっとその近くにはいたんだ。彼は試合を解決する上で最高の選手であり、私たちの手元から離れていきそうだったこの一戦の向きを変えてくれた」

2位レアル・マドリーとの勝ち点2差を維持したアトレティコは、最終節に勝利すれば無条件で優勝を達成できる。

「2011年、ここに到着したときと同じ期待でもって、試合の準備を進めていく。チームが勇敢であり、ファンが誇りを感じられるように」

「今を楽しんでいるか? 私たちは今みたいな瞬間に到達するために最善を尽くす。そのために、この職業を選択したんだ。誰かが勝ち、誰かが敗れることになるが、それでもほかと同じように情熱を持って打ち込んでいる。最高の準備をしていきたい。気を緩めない……以外の言葉を、私は理解できない」

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