アトレティコがカラスコ&A・コレア弾、オブラク超絶セーブでソシエダ撃破!優勝まであと2勝

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12日のラ・リーガ第36節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのレアル・ソシエダ戦に2-1で勝利した。

前節ではバルセロナ戦をスコアレスで終え、レアル・マドリーがセビージャと2-2で引き分け……。そして今節ではバルセロナがレバンテと3-3で勝ち点1を分け合い、優勝を自分たち次第としながら残り3試合に臨むアトレティコ。シメオネ監督はこの試合でGKオブラク、DFトリッピアー、サビッチ、、エルモーソ、MFコケ、アンヘル・コレア、、サウール、カラスコ、FWルイス・スアレスを先発で起用し、4-1-4-1のシステムを採用している。

バルセロナ戦でここ最近失われていたインテンシティーを取り戻したアトレティコは、この一戦でも勢いを継続。立ち上がりから極めてアグレシッブなプレッシング、攻撃を見せて、優勝に探されるのではなく、自ら探して見つけ出す気概を見せていった。そうして先制点を決めたのは、16分のこと。CKの流れからペナルティーエリア手前のM・ジョレンテがエリア内左に浮き球を送り、これをトラップしたカラスコがGKレミーロの股を抜くシュートでネットを揺らした。

アトレティコの勢いは止まらない。28分には速攻からルイス・スアレスがボールを持ち上がってスルーパスを送り、ペナルティーエリア内右に走り込んだアンヘル・コレアが右足のシュートを決め切りリードを2点に広げる。その後には、さすがに飛ばし過ぎたのかプレッシングの強度をやや落としたが、31分、36分とイサクに放たれたシュートは、守護神オブラクのいつもの超絶セーブを見せて失点を回避。2-0のまま試合を折り返している。

後半、アトレティコは速攻を中心に3点目を狙うも、L・スアレス、カラスコは迎えるチャンスを決め切れず。また67分にはCKからポルトゥに角度が厳しいながら枠を捉えるシュートを打たれたものの、これはオブラクが時を一瞬止めるかのような片手セーブで枠外へと弾き出している。シメオネ監督は73分にA・コレアとサウールを下げてジョアン・フェリックスとコンドグビアを投入。攻撃の鋭さを研ぐとともに、中盤の筋肉量を増やしている。

77分、アトレティコは速攻からL・スアレスがさらなる決定機を迎えるも、やはり決め切れず。だが80分にポルトゥのシュートがポストに当たり、こぼれ球からのバウティスタのシュートをサビッチがクリアと、追加点も決められないが失点も許さない。シメオネ監督は81分、L・スアレスを下げてロディを投入して守備を厚くする。

だが執拗なソシエダがついに1点を返したのは、その交代策の直後だった。左CKから混戦となったペナルティーエリア内で、スベルディアがついにオブラクの巨大過ぎる牙城を破っている。終盤はソシエダが一方的に攻め込む展開となったが、しかしアトレティコもそれ以上の失点を許すことなく1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎えた。2試合ぶり勝利の首位アトレティコは勝ち点を80として、2位バルセロナに勝ち点4差、翌日にグラナダ戦に臨む3位レアル・マドリーに5差をつけている。

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