コケ、セビージャのハンド見逃しに…「僕たちはあらゆるものと闘わなくては」

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4日のラ・リーガ第29節、アトレティコ・マドリーは敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦を0-1で落とした。主将MFコケは、セビージャのハンドが取られなかったことへの憤りを隠せなかった。

セビージャに主導権を握られていたアトレティコは、70分にMFヘスス・ナバスのクロスからDFマルコス・アクーニャにヘディングシュートを決められ、そのリードを守り切られた。勝ち点を66から伸ばせなかった同チームは、前日にエイバルを下した2位レアル・マドリーに勝ち点差を3とされ、さらに翌日にバジャドリー戦を控える3位バルセロナには1差まで縮められる可能性をつくってしまった。バルセロナと直接対決も残している状況で、首位陥落は現実味を帯始めている。

試合後、スペイン『モビスタール・プルス』のフラッシュインタビューに応じたコケは、次のような感想を述べている。

「厳しいね。チームはあらゆることを試みた。前半は苦しい展開で、後半には先制点を決めるチャンスも同点に追いつくチャンスもあった。運がなかったんだ」

「僕たちはボールを取り戻すことができず、でも3〜4本パスを回せばうまく展開できた。ピッチ上で起きたすべてのことにうんざりしている。君たち(報道陣)が意見を言うための長い1週間が始まるね」

コケが上記のコメントで言及しているのは、セビージャのハンドについて。アクーニャのゴールはMFキーラン・トリッピアーのクロスをMFルーカス・オカンポスがハンドで止めた直後に生まれていた。

「あのハンドは明確なものだった。それとマルコスが2枚目のカードを受けた場面についても……。僕たちはあらゆることと闘っていかなければ。首位に立っていているんだから、すベては自分たち次第だ」

「(オカンポスのハンドは)ピッチで実際に目にしたし、その後も確認した。実際、そうだったんだよ。VARがあるんだから、審判が見ていないとしてもそれが助けになる必要がある。今日は僕たちの日じゃなかった」

「いずれにしても、僕たちがあきらめることはない。チームはこのリーグ戦を素晴らしいものとしているし、このまま進み続けなければ。次節ベティス戦ではルイス・スアレスとジョレンテが出場停止? チームの陣容は厚いよ」

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