CL敗退&ラ・リーガでも失速のアトレティコ…シメオネ「選手たちは全力を尽くしている。成長すべきは私自身だ」

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21日のラ・リーガ第28節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノにアラベスを迎える。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)敗退直後も、選手たちがこの一戦に集中していることを説いている。

ミッドウィークにCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、アウェーでのチェルシー戦に臨み、0-2(2試合合計0-3)で同大会から姿を消したアトレティコ。首位に立つラ・リーガでもバルセロナとレアル・マドリーがどんどんと勝ち点差を縮めているが、シメオネ監督は選手たちがしっかりと割り切って、アラベス戦だけに集中していることを強調した。

「彼らはプロフェッショナルだ。このゲームをどのように扱うべきかを分かっている。以前にも同じようなことが起こったし、チームは昨日も良い形で練習をこなしていた。彼らは期待を抱きながら、アラベス戦に焦点を合わせている」

「ラ・リーガでこうした状況が生まれるのは普通のことだ。ライバルたちは見事に競い合っているね。残りは11節、かつてないほどパルティード・ア・パルティード(一試合ずつ、試合から試合へ、の意味)で進まなくてはならない」

また、現在のアトレティコに必要なのは選手の力を引き出すことではなく、シメオネ監督自身の成長であると説いている。

「選手たちは全力を尽くしていると感じている。10の力のすべてを、ね。私が厳しく接しなければならないのは、私自身だ。言い訳を探すことはないし、進歩すべきなのは自分自身にほかならない。一歩を踏み出す手段は、何よりも私の成長となる」

その一方で、今季低調なパフォーマンスが続くMFサウール・ニゲスについて「いなくてもいい選手か」と問われると、真っ向から否定した。

「いなくてもいい選手とは考えていない。私たちの陣容は厚く、(サウールの)ポジションでプレーできる選手たちも成長して、チーム内の競争力が高まっている。しかしサウールが私たちにとって大切な選手であることに、疑いの余地などない」

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