CL敗退のアトレティコ、コケはラ・リーガ優勝見据える「迷いは何もない。次のアラベス戦は決勝戦だ」

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17日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、アトレティコ・マドリーはアウェーでのチェルシー戦を0-2で落とし、2試合合計0-3で敗退が決定した。MFコケは試合後、自チームが常に「後手に回っていた」ことで敗退に追いやられたとの見解を示している。

ファーストレグを0-1で終えていたアトレティコは、逆転を狙うべきこのセカンドレグで、チェルシーに対して攻撃がほぼ通用せず。速攻からMFハキム・ジヤシュ、DFエメルソンにゴールを決められて、なすすべなくCLの舞台を去ることになった。

試合後、アトレティコ主将はスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、次のようにコメントしている。

「確かに辛い日になってしまった。全員が大きな期待を抱いていたし、突破を果たしたかった。でもチームはいつも後手に回っていたんだ。ファーストレグは然るべきプレーを見せられず、今日は僕たちの前線からのプレッシングで彼らがスペースを手にした。僕たちは解決法を探したがうまくいかず、(DFステファン・サビッチ)の退場から彼らの2点目が生まれている」

また、アトレティコから疲労を感じられたとの問いかけには、こう返した。

「外からはそう見えたかもしれないが、チームの調子は良いし、力強いよ。でも今日はとても明確なアイデアを持つ素晴らしいチームと対戦した。相手だって試合を戦っているんだ。彼らの方がフィジカルで上回っていた? 僕たちは前線からプレッシングを仕掛けたが、それを突破されるとチームは間延びしてしまっている。彼らは良い形でスペースを埋めていたし、僕たちにとっては不運な形で1点目を決めた。チームには試合に入り込むための1ゴールが欠けていたんだ」

「彼らのプレッシングはとても良かったし、対して僕たちのパス回しは相手を驚かせるためには遅すぎた。ジョレンテが何度か良いクロスを送っていたけど、運もなかったね。僕たちは前からのプレッシングによって求めていたものを、結局手にできなかった」

アトレティコにとって完敗とも言える内容だったが、コケはチームに迷いが生じている可能性を否定。首位に立つラ・リーガで全力を尽くすことを誓っている。

「今のような時期に迷いを持つことなんてできない。迷いがあったらプレーしないよ。僕たちはリーグ戦を素晴らしいものとしているし、優勝という目標を叶えることだってきる。日曜はアラべスとの決勝戦だ。ライバルとの差を維持し、落ち着き払ってインターナショナルウィークを迎えたい」

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