ヘタフェとスコアレスの首位アトレティコ、シメオネ「重圧は常にある。私たちの背後には怪物が2匹いる」

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14日のラ・リーガ第27節、アトレティコ・マドリーは敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦をスコアレスドローで引き分けた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、最後の詰めで精度を欠き、そのために勝ち点1を分け合ったとの見解を示している。

0-0で試合を折り返したアトレティコは、ヘタフェDFニョムが退場となり数的優位に立ったものの迎える決定機を決め切れず。結局、ヘタフェに守り切られる形で試合を終えた。シメオネ監督はスペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューで、次のように試合を振り返っている。

「今日は後半が素晴らしく、前半はそこまで良くなかった。後半については、ゴールを決めるための良質なパフォーマンスを見せられていたが、しかし最後の局面でガツンとしたプレーが欠けていた。その結果が0-0ということだ。ラ・リーガはどのチームにとっても難しく、そのことは各試合に反映されている」

「勝ち点1に価値はあるか? 私たちは勝利を取り戻すことを期待していた。今日の前半は良くなかった。プレーが流麗でなく、トランジションはスピードが欠け、深みを取っても生かせなかった。対して後半は11人対11人の状況でもプレーが改善されていたし、数的優位となりゴールの可能性は高まった」

「私はチームが良いプレーを実現できていることを心に残している。私たちは落ち着かなければならない。マドリーとバルサが、ここからリーグ戦の終わりまで試合を落とさないという自覚はある。しかし不安を感じることなく、私たちの道を進み続けなければならない」

第18節延期分アスレティック・ビルバオ戦に続く勝利を逃したアトレティコは、同日にエルチェを下した2位レアル・マドリーに勝ち点差を5に縮められ、また翌日にウエスカ戦に臨む3位バルセロナには勝ち点差を4に縮められる可能性がある。

「重圧を感じているか? 当たり前だろう。私はほぼシーズンを通じて首位に立っており、残りは11節となっている。バルセロナについては調子が悪いと言われながらパリで良いパフォーマンスを見せたし、新たな会長の就任もあって期待が高まっている。マドリーも常に勝ち点を獲得しているんだ」

「私たちは自分たちの道を進まなくてはならない。私たちの背後には、私たちが立っている場所を狙う二匹のモンスターがいるのだから」

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