シメオネ 優勝争うマドリードダービーも特別視せず「試合はたくさんある」

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーのディエゴ・パブロ・シメオネ監督にとって7日に行われるレアル・マドリーとのダービーマッチは「同じ目的のために戦う2チームの直接対決」となるが、超越的で決定的な試合にはならないだろう。「3ポイントが懸かっているが、ラ・リーガには多くの試合が残されている」とアルゼンチン人は衝突前の記者会見で語っている。

「自分たちにフォーカスしている。すべての試合が非常に重要だ」とコルチョネロの監督は付け加え、今週末に何が起ころうとも、アトレティコ、マドリー、バルサにはリーガエスパニョーラのタイトル獲得のチャンスがあると信じている。

「数字を見ると10、12戦前は誰もベティスのヨーロッパリーグ出場を期待していなかったが、今はそのために戦っている。リーグ戦でも同じことが起きている。下手なプレーをするチームはない。どの試合も複雑になる」と、直近のリーグ戦10試合で6勝を上げているマヌエル・ペジェグリーニ監督のチームを例に挙げて正当化した。

シメオネは勝つために、チームへ「強気であること、そして素晴らしい試合をすること」を常に要求している。

ルイス・スアレスのパートナーを誰にするのか監督は言いたがらなかった。
「アンヘル・コレアとジョアン・フェリックスは異なる特徴を持っている。前者はより多くの犠牲を払い、チームの仕事に参加し、後者はユニークな才能をもたらす。ジョアンの数字はとても良い。競争は健全だ。はっきりしているのは、二人とも確実にプレーするということ。まだ誰がスタートするか決めていない」

試合へのアプローチについては、アトレティコは常に「どのチームに対しても同じようにプレーする」「自分たちの強みを強化し、相手の欠点を利用する」ことを強調。「明日は例外を作らない。2つの可能性のあるシステムでトレーニングを行ってきたが、明日、最終的な決定を下すことになるだろう」とピッチ上のフォーメーションに言及した。

シメオネは、キーラン・トリッピアーとサウール・ニゲスについて質問を受けた。トッテナム時代での賭博問題でFIFAから10週間の出場停止処分を受けていたイングランド代表SBは、この試合から出場可能となる。「彼は我々にとって非常に重要な試合でのプレーを楽しみにしている。彼は私たちにヒエラルキーを与えてくれて、深みのある攻撃や連動を生むパスから攻撃を可能にしてくれる」と前者について語った。

万能型ミッドフィールダーの後者については、「我々にとってとても重要な存在だ。彼がプレーしている全てのポジションで非常に手応えを感じている」と話した。

コメント