ラ・リーガ独走ムードが消えたアトレティコだが…シメオネ「強き者は苦境でこそ目標達成の可能性をつかむ」

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レバンテとの2連戦で勝ち点5を落として、ラ・リーガ優勝に向けた独走ムードが消えたアトレティコ・マドリーだが、ディエゴ・シメオネ監督は今こそがチームの力が試されるときであることを説いている。

ミッドウィークにラ・リーガ2節延期分、アウェーでのレバンテ戦を1-1で引き分けたアトレティコは、20日のラ・リーガ第24節、ホームでのレバンテ戦を0-2で落として、7年ぶりのラ・リーガ優勝に暗雲が立ち込め始めている。しかしシメオネ監督はレバンテとの2戦目直後の会見、こうした時期が毎シーズン訪れるものであることを強調した。

「目標はとても大切だが、過程の方がもっとそうだ。目標に到達するための過程には、壁、運、不運、良いゲーム、悪いゲームと様々な通過点があり、そのすべてを走破していかなければならない。私たちはその道の途中にいるのであり、そうした障害をより良い形で乗り越えていく必要がある」

「リーグ戦では必ず困難に陥る時、難しい時期が訪れる。だが、それはどのチームにとっても同じことなんだ。強き者たちは、その難しい時期にこそ目標達成の可能性を手にするんだよ」

また、試合自体については次のように振り返っている。

「前半はペースが遅かった。どちらのチームもチャンスに恵まれず、スピード感が欠けていたね。しかし後半になると、また違う展開となった。私たちは今季を通じたチームとなり、サイドからチャンスを見つけていった。だがレマルのシュートはGKのファインセーブに阻まれ、スアレスのシュートはポストに直撃だ」

「0-4で敗れたバイエルン戦と同じ感覚があるか? 私は後半の内容を心に残している。私たちはミュンヘンでは良い試合を演じ、一方マドリー戦は悪かった。今日の後半は、今季を通して見せてきたパフォーマンスを実践できた。勝つときも引き分けるときも、 パルティード・ア・パルティードで進まなくてはならない 」

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