得点ランク首位走るスアレス 信用しなかったバルサ上層部へメッセージ

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ルイス・スアレスのFCバルセロナ退団は祝福ムードではなかった。バルサは今やリーガにおけるトップライバルであるアトレティコ・マドリーにスアレスを放出するミスを犯した。

34歳のルイス・スアレスは、バルサの再編成の“犠牲者”となりアトレティコへと売却された。しかしアトレティコでスアレスはまだまだ戦えることを毎試合で証明している。彼はすでに、かつてのチームメイトであるレオ・メッシやジェラール・モレノ、ユセフ・エン=ネシリといった他のストライカーに先んじて、リーガの“ピチーチ“となっている。

このウルグアイ代表ストライカーは先日『ESPN』通信のインタビューに答え、自身のキャリアについて語った。このインタビューで、スアレスは自分を信用しなかったバルサの上層部たちにメッセージを発信した。

「アトレティコにいるお陰で、僕は今もエリートサッカー界でプレーすることをエンジョイしている。僕がエリート選手としてのポジションをキープできないと思っていた人達もいた。しかし僕は依然と同じやる気をもってプレーしている。今年も、来年も、そして何年でも、ここまでだと自分が確信するまで全力で競技を続けていきたいと思っている。しかし、誰も僕を追い出すことはできない、僕自身が決める」と、チョロ・シメオネの“9“はコメントしている。

「僕は“頭が固い”と言われ続けてきた。2回、3回、4回とやってみて、うまくいかなくてもがっかりして消えたりするような選手ではない。子供の頃からずっとそうだった、これからも頑張りたい」と語るスアレス。

「アトレティコで今こんなに素晴らしい時期を過ごすなんて、想像もしなかった。僕は非常に楽しんでいるし、コーチングスタッフとチームメイトの両方に信頼されていることに感謝している。だから僕が彼らに報いるためにゴールを決めて貢献していきたい」

さらにスアレスは、バルセロナ退団時にアトレティコを選択する鍵となった人物であるチョロ・シメオネの仕事ぶりを称賛した。

「もちろん全ての監督にはそれぞれのあり方やサッカー哲学がある。“チョロ”は選手たちに多くの自信を与えるコーチで、実力以上のものを出させる。そういうことを感じさせる人だ。試合になると選手を色々と修正してくれる。僕の年齢になってまだいろいろと修正される。でも彼はコーチとしての実力があるから僕はそれを素直に受け入れている」

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