前節セルタと分けた首位アトレティコ、すぐさま勝利を取り戻す!M・ジョレンテ&A・コレア弾でグラナダ撃破

この記事は約2分で読めます。

13日のラ・リーガ23節、アトレティコ・マドリーは敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦に2-1で勝利した。

前節セルタ戦に2-2で引き分け、連勝が8でストップしたアトレティコ。離脱者は相変わらず多く、この試合でもジョアン・フェリックス、デンベレ、エレーラ、レマルが新型コロナ、ヒメネスが負傷、トリッピアーが出場停止と7選手を欠いている状況だ。シメオネ監督はGKオブラク、DFサビッチ、、エルモーソ、MFカラスコ、ジョレンテ、コンドグビア、、サウール、FWアンヘル・コレア、ルイス・スアレスをスタメンとしている。

普段は4バックのグラナダだが、今回は5バックでミラーゲームを狙った。序盤はアトレティコが攻勢を仕掛けたものの、グラナダがプレッシングを徐々に調整していったことで、試合は均衡の一途を辿っていった。アトレティコはA・コレア、L・スアレスがシュートチャンスを迎えたもののGKルイ・シルバの好守に阻まれ、スコアレスのまま前半を終えた。ハーフタイム、シメオネ監督はコンドグビアを下げてヴルサリコを投入。ヴルサリコを右ウィングバックとして、そこに位置していたM・ジョレンテを中央に寄せた。

後半、アトレティコは46分にルイス・スアレスがペナルティーエリア内のボレーシュートからゴールをうかがったが、これは惜しくもクロスバーに当たる。なかなか点を奪えず苦労を強いられたシメオネ監督のチームだが、64分に待望の先制点を獲得。コケのパスをペナルティーエリア手前左で受けたM・ジョレンテがすぐさま左足を振り抜き、グラウンダーのシュートでニアサイドを破った。M・ジョレンテは、これがラ・リーガ7得点目。

ようやく先制したアトレティコだが67分、グラナダがCKを得ると、ホルヘ・モリーナの巧みなアシストからヤンヘル・エレーラにネットを揺らされた。すぐさまスコアをタイに戻されたアトレティコ。しかし勝ち越し弾を奪うのも早かった。75分、ヴルサリコのスルーパスからM・ジョレンテが右サイドの内のレーンを突破。マイナスのパスをペナルティーエリア内で受けたA・コレアがシュートを放つと、グラナダDFに当たりコースが変わったボールが枠内に転がっている。

終盤、アトレティコはL・スアレスがオブラクのロングボールからGKルイ・シルバと1対1の場面を迎えるも、決め切れず。追加点こそ奪えなかったものの、1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎えている。

2試合ぶり勝利の首位アトレティコ(1試合未消化)は勝ち点を54として、2位レアル・マドリーとの勝ち点差を暫定で8に広げている。

コメント