連勝が8でストップしたアトレティコ、シメオネ「私たちは試合から試合へ進むのみ。次はグラナダ戦だ」

この記事は約2分で読めます。

8日のラ・リーガ第22節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのセルタ戦を2-2で引き分けた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、ただ次戦を見据える必要性を説いている。

新型コロナによりエルモーソ、、レマル、エレーラを欠いたアトレティコは、前半早々にセルタに先制点を奪われる厳しい展開を強いられる。それでもルイス・スアレスの2得点で一時逆転を果たしたが、終盤にサンティ・ミナにこの試合2点目を決められ、ラ・リーガの連勝は8でストップした。

シメオネ監督は試合後、今回のつまずきがラ・リーガ優勝候補という肩書きに及ぼす影響を問われ、いつものパルティード・ア・パルティード(試合から試合へ)の精神を強調している。

「シーズン中、結果によって様々な意見が出るのは当然のことだ。私たちは自分たちの道、つまりはパルティード・ア・パルティードを進むしかない。進み続けなくては。土曜日にはグラナダ戦があり、選手たちが回復することを願っている」

またセルタ戦の内容自体については、大きな満足感を得られているようだ。

「実際、私は多くのポジティブな要素を心に残している。後半のロディ、コンドグビア、トレイラ、それとコレアのやはり見事なプレー……。未来に向けて、とても重要な要素だ。私たちは難しい試合を強いられ、彼らは良質なプレーを見せた。両チームともにチャンスは少なかったね。後半はシステムの変更(5-3-2から4-4-2)によって私たちのプレーが改善を見せ、トレイラとコンドグビアがボールを奪取することができていた。ドローは妥当な結果だ。私たちは前半にゴールを決めるには値せず、セルタの最後の同点弾もまた然りだった」

チーム内で新型コロナウイルスの感染者が続々現れていることについては、どのように感じているのだろうか。

「今、私たちは複雑かつ本当に難しい社会で生きている。感染はアトレティコだけで起きているわけではない。私は社会で起きていることに目を向けている。アトレティコも社会の一部なのだから。今の私たちにはチームに貢献できる選手たち、そこまでプレーすることに慣れていない選手たちがいる。感染した選手たちが早期に回復できることを願っているよ」

「現状が選手たちに与える影響? それは彼ら自身が口にしなければならない。私たちは試合に備えるためにズームで話し合った。集合したのは19時15分だ(キックオフは21時)。後半、チームはとてもポジティブなリアクションを見せている」

コメント