ラ・リーガ・サンタンデールの得点ランキングを見て、ルイス・スアレスとレオ・メッシの名前がトップにあるのは何も不思議ではない。実際、過去6年間で最も多く目にしたのはこの二人の名前だろう。
スアレスは昨年8月に退団を要請され、タイトルや知名度を獲得しただけでなく、生涯の友を得た輝かしい時代、最愛のバルセロナをあとにして。そして、今シーズンの最初の数ヶ月が示す通り、素晴らしい結果を残している。
メッシとスアレスは隣人で、マテ茶仲間だ。彼らはすべてを共有して過ごした。しかし、コロナウイルスが全てを壊した。二人の関係が衰えたわけではないのは明らかだが、今、彼らはラ・リーガで神聖なものとみなされ、常に敬意を払われているピチーチの名誉を獲得するために戦っている。
トップに位置するのはスアレスだ。彼は34歳にしてスペインで最も仕上がっているストライカーであり、思い切って言えば、ヨーロッパの中でもベストの部類だ。スアレスは初日から「チョリズム」によく適応し、文字通り圧勝しているアトレティコのリーダーの一人となっている。2位につけるバルサより10ポイント多く、試合数が1つ少ない。
そして何よりも、ものすごい堅固さを感じる。その要因はスアレスにもある。直近8試合で9ゴールの計14ゴール、1月は5試合で6ゴールと暴れまくった。
スアレスは、何か遠慮がちにスタートを切ったメッシに2ゴール差をつけているが、そのレオはようやくスイッチが入ったようだ。直近のリーグ戦4試合で5ゴールの合計12ゴール。今シーズンの公式戦では16ゴールを積み上げている。
今年のピチーチは、二人の親友の間で最後の最後まで争われることになりそうだ。そして、まだ直接対決が残っている。リーグ前半戦の試合ではスアレスがコロナウイルスによって欠場。間違いなく内容の濃くなるであろう決闘が延期された。彼らの対戦は5月9日まで待たなければならない。
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