勝ち点100ペースで優勝街道を走るアトレティコ、シメオネ「唯一物言うのは(次戦の)セルタ戦」

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1月31日のラ・リーガ第21節、アトレティコ・マドリーは敵地ラモン・カランサでのカディス戦に4-2で勝利した。優勝に向けて突き進むアトレティコだが、ディエゴ・シメオネ監督は、やはり次戦のことにしか目を向けていないようだ。

FWルイス・スアレス(2得点)、MFサウール・ニゲス、MFコケのゴールでカディスを破ったアトレティコは、ラ・リーガ8連勝で同節にレバンテに敗れた2位レアル・マドリーとの勝ち点を10に広げた。しかも、ここまでに消化した19試合で勝ち点50を獲得しており、勝ち点100ペースで優勝街道をひた走っている。

しかしパルティード・ア・パルティード(試合から試合へ)を哲学とするシメオネ監督は、首位に立っていることを意識していない。カディス戦後の会見で「ライバルの調子が悪いために首位に立っているとの声もありますが、数字上では前半戦を最高の形で終えています」と問われた同指揮官は、次のように返答した。

「私は全員の意見に敬意を払うし、論争があるのは普通のことだ。私たちはそうした状況から距離を置く。唯一頭にあるのは、セルタとの試合だ。パルティード・ア・パルティードで進まなくてはならない」

このカディス戦でL・スアレスが直接フリーキックからゴールを決めた際、シメオネ監督はまず大きく口を開き、その後に笑顔を見せた。その理由は何だったのだろうか。

「前に彼とレマル、ジョアン(・フェリックス)でフリーキックの練習をしていて、最近はフリーキックでゴールを決められていないと話していた。ルイスは自分に、前はそうしたゴールを決めていたと言い、私はあまり見たことがないぞと返していたんだ。だから、彼がゴラッソを決めたときには笑ったんだよ」

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