トリッピアーへの10週間出場停止処分についてシメオネ「アトレティコは害を受けている」

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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、賭博規定違反によるキーラン・トリッピアーへの処分が不当なものだと主張している。

トリッピアーは2019年7月、トッテナムから2000万ポンド(約26億7000万円)でアトレティコへと移籍。その際に「選手の移籍、監督の雇用、懲戒事項など」に関する事項に賭けることを禁止するルールに違反し、今年5月にFA(イングランドサッカー協会)から告発された。

12月22日には10週間の出場停止処分と7万ポンド(約980万円)の罰金処分が下されている。さらに出場停止処分については、FIFA(国際サッカー連盟)の承認を受けて、12月23日から全世界で適応されることとなった。

この処分についてシメオネ監督は「これは不公平だと考えている。アトレティコに損害を与えるものであり、処分が軽減されることを望んでいる」と処分が不当なものだと語った。

「アトレティコはこの状況と全く関係がない。何らかの方法で処分が変わることを願っている。FAは恩恵を受けているが、アトレティコはそれにより害を受けている。我々には何も関係ないことだ」

なお、今シーズンのトリッピアーは主力として、リーグ戦の全試合にフル出場していた。10週間の出場停止となると、アトレティコでは12試合でプレーできなくなる。

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