アトレティコ・マドリーは、この冬での動きをあまり期待していないようだ。補強をしないが放出もないだろう。いくつかの具体的な問題はあるが、チームは好調でこれ以上を望めないほどだ。
問題の一つは夏にアーセナルから獲得したルーカス・トレイラのケース。24歳のウルグアイ人MFは、2,000万ユーロ(約25億円)の買取オプション付きで1年間のレンタル移籍で同クラブに加入。しかし、期待されていたような主人公にはなれていない。結果的にその名前が他クラブからの関心を呼ぶことなった。
トレイラは今季、アトレティコ・マドリーで10試合(リーガ5試合、チャンピオンズリーグ4試合、国王杯1試合)しか出場していない。先発はリーガ第6節のセルタ戦と国王杯のCDカルダサール戦の2試合だけ。8節のオサスナ戦では見事なゴールで貢献したが、合計303分の出場時間数に留まっている。
これらの状況からイタリアから獲得の可能性を推測する声が挙がった。先日、『Tuttosport』は、トリノがウルグアイ代表MFに注目していると報じた。
しかし、同選手の代理人は『Sky Sport』でこの可能性を打ち消している。
「ルーカスは落ち着いていて幸せだ。彼の頭の中にはアトレティコ・マドリーでの継続以外に何もない。彼は適応プロセスを終えている」と代理人のパブロ・ベタンクールは話した。
いずれにしても、トリノはミッドフィールドを強化したいようだ。先日のナポリ戦後、監督のマルコ・ジャンパオロは「質の高い中盤」を求めた。彼らの夢は、ルーカス・トレイラだが、スタニスラフ・ロボツカ(ナポリ)やエリック・プルガル(フィオレンティーナ)といった代替品もリストアップしているという。
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