単独首位に立ったアトレティコ、リーグ制覇した13/14シーズンに近づく

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アトレティコ・マドリーは今節の試合を終えて、ついに首位に立った。第12節のバジャドリード戦に勝利したアトレティコは、レアル・ソシエダがアラベスに引き分けたことで、2試合少ないものの単独トップとなった。

チームはあらゆる面で成長を遂げており、ここまで黒星なし。8勝2引き分けでここまで勝ち点26を獲得している。監督シメオネのチームは、開幕節のウエスカ(0-0)と第2節のビジャレアル戦(0-0)で引き分けたものの、それ以降は全勝している。

さらに驚くべきは得点数と失点数だ。ここまでチーム最多得点はソシエダの22得点だが、2試合多いことを加味すると、21得点を奪うアトレティコは圧倒的だ。さらに失点数はわずかに2点となっており、これはリーガ最小だ。

■過去の結果との比較
クラブの歴史の中で素晴らしいシーズンが1つがあるとすれば、それは1995/96シーズンだ。その年、クラブ史上初めてリーガとコパ・デル・レイの2冠を達成。この時の10節終了時点での勝ち点は今シーズンと全く同じであり、当時は87ポイントを最終的に獲得し、トロフィーを掲げている。

そして、現監督シメオネが就任後の2013/14シーズンに再びトロフィーを掲げることになる。序盤からレアル・マドリー、FCバルセロナと熾烈な争いを展開。首位で迎えた最終節の大一番、バルサ戦で引き分け、18年ぶりのトロフィーを掲げた。その当時の勝ち点は27であり、現状と1しか変わらない。

【過去の勝ち点との比較】
・1995/96シーズン
26ポイント:8勝2分0敗(10節終了時点)、87ポイント:26勝9分7敗(全日程終了)

・2013/2014シーズン
27ポイント:9勝0分1敗(10節終了時点)、90ポイント:28勝6分4敗(全日程終了)

・2020/2021シーズン
26ポイント:8勝2分0敗(10節終了時点)

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