アトレティコの伝説、ガビが37歳で現役引退

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ディエゴ・シメオネ監督の下で6つのタイトルを獲得したアトレティコ・マドリーでキャプテンを務めたガビことガブリエル・フェルナンデス・アレナは、29日にプロサッカー選手を引退すると自身のインスタグラムアカウントで発表し、「多くの人々の記憶の中に永遠に残る機会を与えてくれたことに感謝している」とメッセージを記した。

リーグ優勝(2013/14)、コパ・デル・レイ優勝(2012/13)、ヨーロッパリーグ2回(2011/12、2016/17)、欧州スーパーカップ優勝(2012)、スペインスーパーカップ優勝(2014)は、アトレティコのユースアカデミー出身で、2014年と2016年の2度のチャンピオンズリーグ決勝にも出場している同選手の功績だ。

「サッカーを始めた頃は夢が叶うとは想像もしていなかった。今日は私のフットボールキャリアに終止符を打つ日だ」

「この旅に参加してくれたチームメイト、監督、全チームのスタッフ、そしてもちろん家族や友人にも感謝したい。また、フィールド上だけでなく、ピッチ外でもより良くなるようにと要求し、励ましてくれたすべてのファンにも」

「最後に、多くの人々の記憶の中で永遠のものとなる機会を与えてくれたフットボールに(私が得た最大の遺産であることは間違いない)。今度は私の番。皆さんありがとうございました」と37歳の選手は締めくくった。

ガビはアトレティコ・マドリーの選手として、2004年1月21日のコパ・デル・レイ・セビージャ戦でデビューして以来、通算413試合に出場し10ゴール43アシストを記録した。

2004/05シーズンにヘタフェへのローンを経験、2005/06シーズンにアトレティコに戻り、2007/08シーズンから2010/11シーズンまでサラゴサにレンタル。その後はシメオネのもとでキャプテン兼ディフェンシブハーフとしてクラブ史に名を残した。2018年にカタールのアル・サッドに移籍し、2020年6月をもって退団している。

なお、リーガ屈指のMFだったガビだが、スペイン代表での出場は一度もなかった。

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